江北図書館は、114 年にわたり伊香郡の歴史に深く根付き、地域住民の知的拠り所として、地域の有志をはじめたくさんの関係者によって運営されてまいりました。これもひとえに、杉野氏の「自分がもし成功したら、郷里に図書館を建て、青少年に勉学の場を与えてあげたい」という志に共感したことにほかなりません
時代の変遷とともに、「これを調べに図書館に行く」時代から、インターネットの普及や電子書籍等によりその役割にも変化が訪れています。しかしながら、地域に根差し住民の心に刻まれてきた江北図書館は、今後の地域の持続的発展に欠かせないものとして、次の時代へと引き継ぐ必要があるものと強く確信しております。
今後、地域の未来に貢献できる江北図書館として新たに創造し、チャレンジしていくためここに基本方針を定めます。